【鳥取市の小児歯科】乳歯に白い斑点がある場合はむし歯？対策方法を紹介！
皆さん、こんにちは。
鳥取市の歯医者【まちなか歯科クリニック】です。
お子さんの乳歯の一部に「白い斑点」ができることがあります。
受診が必要なのか、様子見でよいのか疑問に思う方もいらっしゃるかもしれません。
今回のコラムでは、乳歯の白い斑点の原因や対策方法を紹介します。
乳歯の白い斑点の原因
乳歯の一部が白くなる原因について解説します。
1.初期のむし歯
初期のむし歯は、歯の表面からミネラル分が溶け出す「脱灰」が生じます。
ミネラル分が溶け出した歯は、光沢を失い、白く濁ってしまうのです。
脱灰の段階であれば、特殊な歯磨き粉を使用して、ミネラルを歯の表面に戻す再石灰化を促すことで改善できます。
2.エナメル質形成不全
遺伝や栄養不良、外傷などさまざまな理由で、歯の表面のエナメル質がうまく作られない場合も、白い斑点ができることがあります。
歯が生えた当初から白い斑点がある場合は、エナメル質形成不全の可能性が高いでしょう。
乳歯のエナメル質形成不全であれば、歯の生えかわりまで痛みが出ないようにすることが、主な処置となります。
3.フッ素症
フッ素症は、歯の形成時期にフッ素を過剰に摂取することで、歯が白く濁ったり、斑点ができたりする病気です。
しかし日本は海外と違って、水道水や食塩などにフッ素が含まれていることはないので、ほとんど生じることはありません。
白い斑点を作らないために家庭でできること
対策方法は、次のとおりです。
食後の丁寧な歯磨き
毎食後、丁寧に歯磨きを行いましょう。
歯垢を取り除くことで、むし歯を予防できます。
また、フッ素入りの歯磨き粉を使って、歯質を強化するのもおすすめです。
フッ素塗布
歯科のフッ素塗布は、歯の再石灰化を促してエナメル質を強化し、むし歯菌の活動を抑制します。
効果は約3ヶ月持続するといわれているため、期間内に定期的に受けるとよいでしょう。
定期検診
定期的に歯科を受診し、お口の状態を把握することも大切です。
クリーニングで磨き残しを取り除き、むし歯があれば早期に治療することができます。
乳歯の白い斑点を見つけたら小児歯科を受診しよう
お子さんの歯の一部に白い斑点を見つけたら、歯科を受診しましょう。
特に乳歯のむし歯の場合は、永久歯もむし歯になったり、まっすぐ生えてこなかったり、悪影響を及ぼす可能性があるため、注意が必要です。
鳥取市の歯医者【まちなか歯科クリニック】では、お子さんのペースに合わせて治療を進めます。
お子さんが遊べるキッズスペースもございますので、待ち時間を楽しくお過ごしいただけます。
また当院は、平日は18時半まで、土曜も17時半まで診療しておりますので、お忙しい保護者の方もお子さんと一緒に通いやすいクリニックです。
お口のことで気になることがあれば、お気軽にご相談ください。