子どもが歯磨きを嫌がる理由は?親子で楽しく磨くコツを紹介
皆さん、こんにちは。
鳥取市の歯医者【まちなか歯科クリニック】です。
学校検診で、最も多い病気はむし歯といわれています。
8〜9歳の子どもの約6〜7割がむし歯に罹患しているのです。
(参照:厚生労働省-eヘルスネット「子供のむし歯の特徴と有病状況」より) >
保護者としては、できるだけお子さんのむし歯を予防したいですよね。
しかし、お子さんに歯磨きをしようとすると、お子さんが泣いたり、嫌がったりして、どうすればよいのかわからないと感じることもあるのではないでしょうか。
今回のコラムでは、「子どもが歯磨きを嫌がる理由」と「楽しく磨くコツ」についてご紹介します。
子どもが歯磨きを嫌がる理由
子どもが歯磨きを嫌がる理由は、次のとおりです。
・歯ブラシが歯ぐきにあたって痛い
・長くお口を開けていることが辛い
・歯磨き粉が苦い
・保護者の方に怒られるのが嫌
・眠いときに歯磨きを行うため、機嫌が悪い
・遊びを中断されたくない
・歯磨きがつまらない
お子さんが歯磨きを嫌がると「あとちょっと、我慢して!」「むし歯になったらどうするの!」と怒ってしまうこともあるかもしれません。
何度も怒られることで「歯磨きをすると、いつも怒られる」と感じるお子さんもいるようです。
親子で楽しく磨くコツ
親子で楽しく磨くコツを4つお伝えします。
1.お子さんに合った大きさ・硬さの歯ブラシを使う
歯ブラシが大きかったり、毛先が硬いブラシを使うと、お子さんが痛みを感じやすい傾向にあります。
お子さんのお口にのサイズに合わせた「小さめ」を選び、硬さは「やわらかめ」が望ましいでしょう。
また、歯ブラシの持ち手は、お子さんが握りやすい「まっすぐで太め」のものがおすすめです。
2.おいしい歯磨き粉を使う
ミント系など刺激が強い歯磨き粉に苦手意識をもつお子さんも多いため、フルーツ味などの甘めの歯磨き粉がおすすめです。
また、歯磨き粉には発泡剤が含まれているものもありますが、うがいを十分にできる年齢でないと不快感を覚えるお子さんもいます。
そのため、ジェルタイプなど泡立ちの少ないものを選ぶとよいでしょう。
3.テーマソングを流す
歯磨きを楽しい時間にするために、テーマソングをかける方法もあります。
「歯磨きの歌」や教育番組の動画を流して、「この音楽が流れたら歯磨きをする」という流れを作りましょう。
4.しっかり褒める
歯磨き後は、お子さんをしっかりと褒めることも大切です。
上手くできなくても、短時間であっても「歯磨き、頑張ったね!」と声をかけ、「歯磨きしてよかった」とお子さんに思ってもらえるようにしましょう。
小児歯科を活用して子どものお口のトラブルを防ごう
最初から、歯磨きを完璧にできるお子さんはいません。
少しずつ歯磨きに慣れさせて、習慣化していくことが大切です。
鳥取市の歯医者【まちなか歯科クリニック】では、予防とメンテナンスを重視した診療を行っています。
土曜も17時半まで、平日は18時半まで診療しておりますので、お忙しい保護者の方もお子さんと一緒に通いやすいクリニックです(2023年9月現在)。
お子さんが遊べるキッズスペースもございますので、待ち時間を楽しくお過ごしいただけます。
一緒にお子さんのお口の健康を守っていきましょう。