子どもの歯がむし歯になりやすい3つの理由~小児歯科でフッ素を塗りましょう~
皆さん、こんにちは。
鳥取市の歯医者【まちなか歯科クリニック】です。
「子どもの歯はむし歯になりやすい」と、耳にしたことのある方は多いのではないでしょうか。
学校健診で見つかる疾患の中で、もっとも多いのがむし歯であり、8~9歳の約6~7割がむし歯にかかった経験をもっていることがわかっています。
(参照:「子供のむし歯の特徴と有病状況」|e-ヘルスネット 厚生労働省より) >
今回は子どもの歯がむし歯になりやすい理由と、むし歯予防に役立つフッ素効果についてお話します。
子どもの歯がむし歯になりやすい3つの理由
子どもの歯がむし歯になりやすい理由は以下のとおりです。
1.大人の歯と比べて歯の質が弱い
子どもの歯は、大人の歯よりも歯の表面にあるエナメル質が薄く、まだ十分に硬くなっていません。
そのため、むし歯になりやすく、一度むし歯になると進行しやすいという特徴があります。
2.十分なブラッシングが難しい
子どもは、まだ一人で上手に歯を磨くことができません。
特に奥歯は磨きにくく、歯の表面がデコボコしていて溝が深いため、磨き残しが発生しやすい箇所です。
一人でしっかり磨くことができるようになるまでは、保護者の方が仕上げ磨きをしてあげましょう。
3.甘いものやお菓子を好む
子どもが大好きなお菓子には、糖分が多く含まれています。
むし歯菌は、砂糖をエサにして酸を作り出し、歯を溶かしてしまいます。
そのため、おやつは食べる時間を決め、ダラダラと食べ続けないことが大切です。
【歯にくっつきにくいおやつ】
・おいも
・ヨーグルト
・ゼリー
・くだもの
・せんべい など
おやつは、むし歯になりにくい歯にくつっきにくいものを選び、そして、「食べたら歯を磨く」習慣をつけるようにしましょう。
フッ素のむし歯予防効果
フッ素は、歯を強くしてむし歯を予防する効果があります。
フッ素が歯に取り込まれることで、歯の表面が強くなり、むし歯菌が出す酸から歯を守ってくれるのです。
ほかにも、初期のむし歯の状態の歯を修復したり、むし歯菌の働きを弱める作用もあります。
歯を強くしてむし歯を防ぐために、フッ素ケアをおすすめします。
毎日のケアにフッ素入り歯磨き粉を使用し、フッ素塗布を歯科医院で定期的に行うことで、効果的にむし歯を予防することができます。
お子さんのむし歯予防は鳥取市の小児歯科「まちなか歯科クリニック」へ
お子さんの歯をむし歯から守るためには、毎日のブラッシングと、定期的な歯科での予防ケアがとても大切です。
子どものむし歯予防に効果的なフッ素を活用し、お子さんの歯を一緒に守っていきましょう。
当院では、歯科検診時にフッ素の塗布を行っております。
正しいブラッシング方法についてもお伝えしておりますので、お子さんのむし歯に関することや、毎日のブラッシングの方法などでお悩みの方は、【まちなか歯科クリニック】の小児歯科へお気軽にご相談ください。