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夜間の授乳はむし歯の原因になるの?~小児歯科で定期検診を受けましょう~

皆さん、こんにちは。
鳥取市の歯医者【まちなか歯科クリニック】です。
 
お子さんの歯が生えそろってくると、むし歯が気になってきますよね。
授乳そのものがむし歯のリスクを高めるわけではありませんが、「夜間の授乳」が続くことで、むし歯のリスクが少し上がることがあるのです。
また、「卒乳時期が遅れること」も、同じようにリスク要因になることがあります。
 
ここでは、夜間の授乳や卒乳時期とむし歯の関係について、無理なくできる予防方法も含めてご紹介します。
 
 

夜間の授乳はむし歯の原因になる可能性があります

授乳がむし歯のリスクを大きくするわけではないのです。
ですので過剰な心配はいらないのですが、夜間にお口の中に糖が残った状態で授乳を続けると、むし歯のリスクが高まります。
特に、離乳食が始まった後も夜間授乳を続けると、むし歯菌が活動しやすい口内環境になる可能性があるため、注意が必要です。
 
離乳食が始まると、砂糖が含まれる食べものや飲みものを口にする機会が増えますね。
むし歯ができるのは、むし歯の原因菌がお口の中に残された糖をエサにして酸を作りだすことで歯を溶かしてしまう、という流れです。
 
日本の研究では、卒乳の時期が遅くなるとむし歯の発生が多くなることがわかっています。
しかし、卒乳が遅れることが直接の原因ではないのです。
むし歯になるリスクを高めるような、以下の生活習慣をあわせ持つことが問題とされています。

・おやつに、砂糖を含むお菓子や飲みものを選ぶ
・授乳の時間が就寝前や夜中に多い


(参照:厚生労働省 e-ヘルスネット「卒乳時期とむし歯の関係」より) >

 
 

無理なくできる授乳後の予防法

授乳後のむし歯予防は、それほど難しいことではありません。
授乳後に、

・軽く口をすすぐ、水を飲ませる
・水で湿らせたガーゼで歯や歯ぐきの汚れをふき取る
・乳児用歯ブラシで軽く磨く

など、日常生活の中で負担にならない方法でむし歯予防を心がけていきましょう。
 
お口のケアが不十分な状態では、お口の中に食べかすや、細菌のかたまりである「歯垢(しこう)」が残りやすくなります。
この環境で夜間の授乳を行うことが、むし歯のリスクを高めてしまうのです。
 
授乳はお子さんにとって、安心を感じる大切な時間でもあります。
お口の健康を考えて、夜間授乳を続けることに過剰に不安になる必要はないのです。
むし歯のリスクを抑えるために、適切なケアを行うことを忘れずに、お子さんとのかけがえのない時間を大切に過ごしてくださいね。
 
日々のブラッシングで取り切れない汚れは、歯科医院でのクリーニングにより落とすことができます。
食べものの管理や、毎日のブラッシングとあわせて、歯科医院での定期検診を受けることで、むし歯予防につなげていきましょう。
 
 

むし歯予防に歯科での定期検診を受けましょう

子どもの歯はむし歯になりやすく、進行が早いことが特徴です。
気付かない間にむし歯が進行してしまうこともあるため、定期的に歯科を受診し、早期発見・早期治療を行うことが大切です。
授乳を続けながらでも、歯科での定期的なチェックやケアを取り入れることが、お子さんの歯の健康維持につながります。
 
当院では、むし歯予防にフッ素の塗布を行っています。
定期的にフッ素塗布を行うことで、むし歯予防効果が期待できますので、フッ素塗布をご希望の方は【まちなか歯科クリニック】までご相談ください。


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